マルチリージョン OpenClawはネットワークと観測が先です。Tailscale MagicDNSで名を固定し、ヘルスプローブを分離・合算し、vpshaloリモートMacを同じ遅延圏に置く HowTo です。

共有 OPENCLAW_HOME と過密プローブが典型障害です。入口基線はグローバル入口マトリクス、枠は料金プランで揃えます。

リージョンごとの OPENCLAW_HOME 分離

OPENCLAW_HOMEは秘密とジャーナルを束ねるルート。跨リージョン共有は分断で壊れます。

  • 1 /var/lib/openclaw/<region> を台帳タグに合わせ、二台一パスを禁止。
  • 2 systemd/launchd とリモートMac副本へ絶対パスで焼く。
  • 3 秘密は参照のみ、rsync ミラー禁止。
  • 4 メッシュ変更前にスナップショット、復旧は損失前提。
試行は ~/openclaw-sandbox など別ホームへ。

MagicDNS レコードと ACL

Tailscale MagicDNSで名を固定し、ACL でオペレータとプローブを分離します。

  • 1 ゲートウェイに Tailscale、地域付き名(例 openclaw-gw-sin)と MagicDNS 有効化。
  • 2 社内 DNS は *.ts.net を Tailscale へフォワード。
  • 3 tag:openclaw-operatorstag:openclaw-probes を分離、不要なら deny 維持。
  • 4 アプリは地域 URL 直指定、人向けだけ集約 UI。
# tailnet 内プローブ:解決 → ヘルス
dig +short openclaw-gw-sin.<your-tailnet>.ts.net
curl -fsS --max-time 3 "https://openclaw-gw-sin.<your-tailnet>.ts.net/healthz"

広告はリスナー CIDR のみ。リモートMac VLAN は必要プレフィックスだけ。

プローブの集約とアラートの退避

ヘルスプローブ過多は TLS キューと相関タイムアウトを生みます。レーン分けと合算で抑えます。

  • 1 軽量 HTTPS(A)/深い認証(B)/任意 ping(C)。B は PoP あたり視点二つまで。
  • 2 JSON(regionlanertt_mserror_class)を五分窓でリージョン集約。
  • 3 単一 PoP は一インシデント、二 PoP 同レーン落ちだけマルチ化。リモートMacの最終成功ビルド ID を添付。
  • 4 ページングは指数退避、十連続成功でリセット。
プローブの UA/mTLS をユーザトラフィックと分離ログ。

変更ウィンドウ

順序は ACL → ゲートウェイ → プローブ。告知と戻し手順を先に固定。

  • T-7 差分票+全 PoP からの tailscale ping 行列。
  • T-24h 公開 DNS TTL 調整、ヘルプセンターリンク確認。
  • T0 ACL→GW→プローブ。深いチェックはバジェット確認後。
  • T+1h RTT が基線+20% なら ACL を戻し、その後 OPENCLAW_HOME

低遅延ノードと併せ、ランナー・GW・MagicDNS を同一メトロへ。

免責:Tailscale/OpenClaw は更新が早い。本番タグでフラグ再確認。

四ブロックで共有ホームの幽霊を減らし、信頼 PoP のリモートMacへ素早く伸ばせます。測った地域の枠は公開ページで確保を。

公開ページでの次の一歩

プローブが信じるリージョンに容量を置く

トップで概要を確認し、料金プランで PoP を比較したうえで、購入ページから OpenClaw ゲートウェイと同じ地理に Mac を開始してください。ビルダー・ゲートウェイ・MagicDNS の答えを一つの地理に揃えるのがコスト対効果の高い切り方です。

購入ページへ進む 料金を見る ヘルプセンター ブログをもっと読む